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個人様の事例紹介

企業の「ポエム化」は画一的な若者を大量に生み、ブラック化を助長する。

2014年8月15日

色にそぐわないから、排除する、というのはどこのグループでもよく見受けられます。

 

しかし、それが職場や会社ともなると、結局は「辞めさせる」という方向性になります。

 

今日、色にそぐわない人を色に染まった人たちが、堂々と「解雇されて当然だと思う」と言い切った場面に遭遇しました。

 

複数の20代の若者が、同じ20代A君のミスを事細かく挙げて、「これだけミスをしてるのだから、解雇されて当然だと思う」と言ったのです。

 

しかし、よくよく訊いてみると、そのミスに対して、指示・指導・注意した形跡はありません。つまり、少し変わった個性に対して、自分達と同じ志向性に向かない為に、感情的になっているのです。

 

職場の中で、多様性を認めていく、というのは大切なことです。

 

しかし、今、その大切さに気づいている若者がどんどん減ってきているように感じます。

社会不安がある中で、複数の人間と同じ方向を向くことで不安を払拭させようとしているため、

異質な人間がいると、集団的に排除する方向へと動くのです。

 

「ポエム化」という言葉があります。職場・会社で言えば、夢・やる気・希望 などの抽象的な言葉を核に社員を教育していき、会社に都合の良い画一的な思考をする人材を育てるようにする手法のことです。

 

この会社も「ポエム化」の傾向があり、常日頃、社員それぞれの夢や目標を社内に掲示させているそうです。A君はこの傾向に常々疑問をもっていて、事ある毎に疑義を呈していたようで、それが反感を買っていました。

 

しかし、変わった人間もいて、その能力も生かされているほうが、企業としては理想なのです。

 

パワハラが問題化する背景には、企業が「異質」を受け入れられなくなっている現状もあるのではないかとかんじています。