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事例紹介

セクハラ-あなたの理解で大丈夫ですか?

2014年7月22日

読売新聞2014年2月18日の記事です。

http://www.yomiuri.co.jp/job/navi/kaneko/20140214-OYT8T00862.htm

(引用はじめ)

ハラスメントと言えば、何といっても、法規制も進んでそれなりの理解も広がってきているセクハラということになるでしょう。

そして、前回も触れたように、近年では法規制はまだないにもかかわらず、大きな話題となっているのは和製造語の“パワーハラスメント”です。

そこで、この二つのハラスメントの最新事情を取り上げるなかで、ハラスメントとはいったい何なのかについて考えていくことにします。

時代で変化するセクハラ

「セクハラはもうわかっているよ」というあなたは、セクハラの概念は、時代によって変わるということをご存じですか? 実は、「もうわかっている」はずのあなたの理解がすでに古い理解になっているかもしれません。そこで、わかっているはずのあなたも、もう一度その理解を再点検してみることをお勧めします。

そんな時代変化を示す、具体的な事例を挙げると、セクハラが言われた当初は、典型的なケースとして「職場のヌードポスター」や「カラオケでのデュエット」などが挙げられていました。しかし、今どき、ヌードポスターが貼ってある職場を探すことも難しいでしょうし、カラオケでのデュエットも「セクハラだ」と指摘されることもあまり考えられません。

「わかったつもりのセクハラ」は不十分!

言いだされた当初と現代のセクハラ概念はすでに大きく変化を遂げています。当初は、「あまりにも下品な言動」、「直接的な性的誘い」「エッチっぽい会話」や「身体への不必要なタッチ」と、誰にでもわかりやすいものがセクハラだと理解していればOKだった、と言ってもいいでしょう。そこで多くの人たちはこうした理解をすることで「セクハラはもうわかった」つもりになっています。

しかし、今やそうした理解では決定的に不十分です。それでは本当に分かったことにはなりません。現在では、そこからもう一歩先のセクハラが問題になってきているのです。

冗談やホメ言葉もセクハラになる?

「お酒の席での軽い冗談のつもり」だったり「性的な関心などまったくない軽口」だったり、場合によっては「ほめたつもり」でもセクハラ問題になることがあります。

あなたは、<1>お酒の席での猥談(わいだん)がセクハラになるときはどんな場合<2>職場の女性への親しさを込めた「ちゃん付け」や「女の子」扱いがダメなわけ<3>部下の女性を食事に誘ったり、職場の飲み会で二次会に誘ったりすることはセクハラになるのか<4>目のやり場に困る服装の女性への注意はセクハラになるか<5>女性へのお茶くみの指示や雑用を頼むこともセクハラか<6>最近耳にするマタハラって何?……などの疑問に答えられますか。

同じことを言ってもなったり、ならなかったり

あなたは、「同じことを言っても、セクハラになったりならなかったりする」ということを聞いたことがありますか? そうです、「いい男はセクハラにならないのか?」という男性たちからの反論が出される永遠の疑問です。

<1>同じことを言っても、してもセクハラになったりならなかったり<2>(行為する、された)人によってなったり、ならなかったり<3>セクハラのボーダーラインはどこから、どこまでか<4>被害者(女性)がセクハラだと受け止めたら、セクハラになるのか……なども依然として解けない疑問になっていませんか?

次回以降は、そんな疑問の一つ一つを具体的な事例で考えていくことにしましょう。

(隔週火曜掲載、次回は3月4日掲載予定です)

2014年2月18日 読売新聞)
(引用おわり)