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事例紹介

はじめに~「セクハラ」の登場から四半世紀

2014年7月17日

2014年2月4日読売新聞の記事です。

http://www.yomiuri.co.jp/job/navi/kaneko/20140127-OYT8T00838.htm

(引用はじめ)

初めまして、労働ジャーナリストの金子雅臣です。

これから、現在注目されている職場のハラスメント 最新事情と、その対処ヒントをお伝えしていきます。そこで、今回はまず、「ハラスメント」という言葉が使われるようになってきた経緯、についてお話ししたいと思います。

1989年の流行語大賞「セクハラ」

ハラスメントという耳慣れない英語が日本語の「嫌がらせ」という表現に代わって用いられるようになって、早25年になります。

1989年の流行語大賞に「セクシャル・ハラスメント」という言葉が選ばれたことがそのきっかけでした。

その後、この言葉が揶揄(やゆ)を込めて「セクハラ」と短縮して表現されることで、ますます日常用語として広がってきたような気がします。今では、「パワハラ(パワー・ハラスメント)」「マタハラ(マタニティー・ハラスメント)」「アカハラ(アカデミック・ハラスメント)」「ドクハラ(ドクター・ハラスメント )」など、その周知度はともかく、日本語造語としてハラスメントという言葉が各方面で使われるようになってきています。

当初は、ハラスメント を嫌がらせという言葉で訳すことにも反発があり、ましてセクハラなどと短縮して用いることにも強い批判が有識者らから出されていました。その理由は、日本語表現のもつ「軽さ」への批判であり、むしろ“脅かし”“暴力”といったニュアンスが強い言葉であるという主張がされていました。

「セクハラ」の浸透が訴えを容易にしてきた

実際にはその後、日本でのいわゆるハラスメント としての訴えは、(性的行為を強制するなど)職場のレイプまがいのものが多く、被害が暴力的で深刻なものが続きました。そして、こうした深刻な訴えが続出することで、セクハラという言葉は、これまでの職場での性差別を根源から問う言葉として深く静かに浸透していったといえます。

アメリカでも、職場での暴力的な性的被害を受けた女性たちにとって、それを刑事事件として訴えるためのハードルはかなり高いものでした。しかし、このセクハラという言葉が登場し、より被害を訴えやすい言葉として広がったといわれています。日本でもセクハラという言葉によって、そうした現象が起きたといえるでしょう。

厳しい叱責も、行き過ぎとされればパワハラ?!

そして25年、依然としてそうした深刻な事件が起きている一方で、近年では職場環境の問題として、日常的な言葉がセクハラの問題に挙がったり、日頃の男女の性的な視線の向け方が話題となったりするなど、より日常的なテーマとなりはじめてきています。

また、近年の大きな職場での話題はセクハラよりもパワー・ハラスメントという、日本語独自の造語のほうにシフトしてきています。これまでは職場の教育・指導として当たり前のように行われてきた厳しい叱責や叱咤(しった)激励が、パワハラとして俎上(そじょう)に載せられはじめてきたからです。

本人のためによかれと思い、本人も承知しているはずと思われていた部下への厳しい叱責などが行き過ぎのパワハラとして指弾されるようになってきました。いわゆる熱血指導がパワハラと言われ、時には企業の責任が問われる事態が出てきたことは、職場にある種の衝撃を与えることになっています。

混乱する「ハラスメント」の概念

セクハラにせよ、パワハラにせよ、言葉が使われ始めて25年経()った今も、その根幹にあるハラスメントという概念の前に多くの人たちはまだ混乱を抱えて立ちすくんでいるようにも見えます。

こうした混乱の背景にあるのは、ハラスメント とは何か?という概念への無理解です。そこで、次回以降“ハラスメント 最新事情”をテーマに、そもそも現代社会におけるハラスメント とは何かを考えていくことにします。

(引用終わり)

 

 

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