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事例紹介

深刻「マタハラ」 働きながら出産 理解必要

2014年4月30日

福井新聞2013年8月4日論説です。

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/editorial/44627.html

(引用はじめ)

妊娠した女性に退職を迫ったり、心無い言葉をかけたりする「マタニティ・ハラスメント(マタハラ)」が深刻な問題となっている。連合の調査では、4人に1人が経験したと回答。福井労働局の労働相談のうち過半数が妊娠や出産、育児に関するものだった。立場の弱い非正規労働者が増えたことも背景にあるとみられ、働きながら出産、子育てをする女性が厳しい環境に置かれている現実がある。

マタハラについて連合は、「働く女性が妊娠、出産を理由に解雇、雇い止めをされることや、職場で受ける精神的、肉体的ハラスメント」と定義。セクハラ(性的嫌がらせ)、パワハラ(職場の上司らによる嫌がらせ)と並び、働く女性を悩ませる三大ハラスメントと位置付ける。

5月に全国で働く女性(20~40代)626人を対象にインターネット調査を実施。妊娠経験者316人のうち26%がマタハラを受けたと回答した。「心無い言葉」や「解雇や契約打ち切り、自主退職への誘導」が多く、「独身男性は配慮が全くなく、重い物を持たされたり目の前でたばこを吸われたりした」との声もあったという。

原因として男性の妊娠、出産への理解不足・協力不足(51%)、会社の支援制度設計や運用の徹底不足(27%)を挙げる。妊婦に対する思いやりの欠如、理解不足がマタハラにつながっていることがうかがえる。

一方、マタハラの言葉や意味を知っていたのは、6%にすぎなかった。妊娠を理由に解雇や退職を強要することは男女雇用機会均等法で禁止している。さらに労働基準法、育児・介護休業法で産休や育休の権利が守られている。法律があることを知らない、または知っていても内容までは知らないとの回答が半数を占めた。マタハラを受けたことを知らず、泣き寝入りというケースにつながりかねない。

厚生労働省の2012年度のまとめでは、妊娠・出産などを理由とする不利益取り扱いに関する紛争解決援助件数が、セクハラ件数を上回った。

福井労働局の働く人からの相談件数294件のうち、152件が妊娠・出産、育児に関するものだった。紛争解決援助6件のうち5件が出産や育児に関する内容で、4件が非正規労働者だった。非正規労働者のトラブルも少なくなく、妊娠・出産や産前・産後休業取得などに関する周知、啓発が急務といえよう。

連合の調査で、マタハラを受けた際の対応について、「我慢した・人に相談しなかった」が45%あった。一人で悩んでストレスを抱えずに労働局雇用均等室に相談し、指導や援助を受けたい。企業も法令順守はもちろん、従業員への周知を図ることが急務といえよう。

本県は共働き率、女性の有業率が全国トップ水準にある。働きながら出産、子育てすることへの支援、理解をいっそう深めたい。

(引用終わり)

 

マタハラに関しては、様々な記事、意見が出ています。それだけ注目度が高まっていますが、

こちらのほうにも相談が寄せられたりしています。

マタハラの相談事例(クリックすると記事に行きます)

マタハラに関する提訴事例(クリックすると記事に行きます。)

マタハラの記事1(クリックすると記事に行きます)

マタハラの記事2(クリックすると記事に行きます)

 

 

マタハラについて、もっと知りたい方は、以下をそれぞれクリックしてください。

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