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事例紹介

東京新聞・中日新聞<はたらく>女性が女性にセクハラ 体形への暴言や交際勧める

2014年4月21日

東京新聞・中日新聞 毎週金曜日の〈はたらく〉紙面2013年7月19日の記事です。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013071902000119.html

(引用はじめ)

女性上司の性的な言動が原因で体調を崩し、会社を辞めることになったという女性の声が、本紙生活部に寄せられた。セクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)といえば、一般的に男性の上司から女性の部下への行為と考えられているが、立場や性別に関係なく加害者になり得ることを知りたい。(稲田雅文)

 東京都の二十代女性は一昨年秋、都内のソフトウエア開発会社に一年更新の契約社員として入社。顧客からの電話を受けて、技術者に伝える仕事に就いた。職場の同僚は日中は営業に出ており、研修などはないまま働きながら仕事を覚えた。

 職場に変化があったのは入社後五カ月ほどたってから。人事異動で上司が三十代男性から、四十代女性に代わった。当初から、女性上司はメールの文面の細かな点をしかるなど、パワーハラスメント的な言動が目立ったが、数カ月たったある日、女性の健康診断の結果を勝手に見て「こんな貧相な体では、子どもなんてできるわけがないでしょ」などと暴言を吐かれた。小柄な体形にコンプレックスがあった女性はショックを受けた。

 その後も、職場の男性を紹介され、メールをするようしつこく勧められた。気が進まず連絡しないでいると「だから彼氏できないんだよ」と言われた。別の日には就業時間中、同じ部屋にいるのにわざわざ社内ネットワークのメール機能を使って、業務とは関係のない性的な話題を延々と送信してきた。

 こうした職場環境で半年ほど過ごすうち、女性は嘔吐(おうと)や吐血、下痢、不眠が続くようになり、医師からストレスが原因の精神疾患の一種の「適応障害」と診断された。ネットで見つけた労働局の相談窓口を利用したり、弁護士に相談したりして会社に慰謝料を請求。会社側が和解金を支払い、退社することで決着した。

     ◇

 「セクハラは雇用上の立場を利用し、相手方の望まない性的な嫌がらせをする行為。女性から男性、部下から上司への嫌がらせも該当します」と語るのは、企業や自治体などに職場のメンタルヘルスについて、助言している「ライフバランスマネジメント研究所」(東京都)の渡部卓代表。職場の人間関係でセクハラに該当する行為を挙げてもらった。

 セクハラは主に、上司が体を触ってきたので抵抗や抗議をしたところ、不利益な配置転換や昇進を見送るといった「対価型」と、性的な言動で職場環境が不快になり、働く意欲が低下するといった「環境型」に分けられる。「多くの企業でセクハラの相談窓口を設けているが、申告は少ない。むしろ抱え込んで心を病み、メンタル相談を利用し、表沙汰にならない場合が多い」と、渡部代表は指摘する。

 女性が加害者になる場合は「営業でトップの成績を収めていたり、抜擢(ばってき)されたりした優秀な人が、悪気がなくやってしまっていることも」。服装や化粧の指摘をしたり、女性らしさや役割意識を強要したりする行為も問題になる。部下をストレスのはけ口としたケース、性的な好みが背景のケースもある。

 対策は企業幹部の資質向上だ。渡部代表は「米国では幹部に昇進した際に、幹部専用のコーチを付ける企業が多い。研修会を開くなど、幹部が率先して対策していくことが必要」と話す。

(引用終わり)

 

 

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