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事例紹介

ひと:中嶌聡さん ブラック企業の淘汰を目指す

2014年4月10日

毎日新聞2013年7月3日の記事です。

http://mainichi.jp/opinion/news/20130703k0000m070147000c.html

(引用はじめ)

あるタイ焼き店の20代の店長は、多い月で200時間も残業していた。1日の売り上げが悪いと、午後10時ごろから翌日の対策会議が始まる。帰ったら倒れるように寝た。給料は19万円余り。「再就職先もないから」と耐えていた。

人材派遣会社の営業マンだったころ、労働法などを学ぶセミナーに参加したのを契機に、地域労組に入った。この店長らの相談に乗り、解雇や残業代不払いなど、会社側との団体交渉は3年半で約60件に上った。「労働者が追い込まれる前に声を上げ、会社と話し合える仕組みができないか」。労使間の信頼関係こそ重要だと痛感し、近くNPO法人化する「はたらぼ」(大阪市北区)で関係作りを手助けする。劣悪な労働条件で若者を使い捨てにするブラック企業をなくすのが狙いだ。

ブラック企業には明確な定義がないため、「はたらぼ」では労務管理に真面目な企業を集め、ブラック企業との差別化を図る。採用時に就業時間や休日出勤の有無などの条件を明示している▽残業代を他の手当と混同せずに明確にしている--など15項目程度の指標を設定。クリアした企業に宣言書を出してもらう。指標が守られているかは従業員がチェック。大学生らの就職活動に役立ててもらう。

目指すは「個人の能力が最大限に生かされる社会」。実現には、高給や手厚い福利厚生が必要なのではない。最低限のルールを守る職場環境だと信じている。【服部陽】

(引用おわり)