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事例紹介

職場の人間関係におけるコミュニケーション心理学

2018年11月9日

職場において、人間関係をもっとうまくいかせたいですよね。
人間関係が上手くいけば、会社や部署の効率も上がり、利益が上がっていくのに・・・
と思いつつ、ストレスを貯めながら仕事をしていく人も多いのではないでしょうか。

でも、現実においては、そんなに上手くいかないのが「職場における人間関係」です。
その心理について、述べたいと思います。

人間関係の良さは、必ずしも効率に結びつきません。
私がコンサルティングをしている顧客企業様では、科学的な方法で風土を計測したところ、まれにみる人間関係の良さが垣間見れたのですが、労務費率が70%と非常に高かったのです。(ちなみに、労務比率とは、製造原価にかかる労務費の比率のことを言います。)

これが何を意味するのか・・・・・かなり無駄が多い!ということに他なりません。人間関係の中にシビアさが欠けていたために、真剣に仕事に向き合えない風土が醸成された結果、無駄な人件費が重なった!ということなのです。

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人間は「不快を避ける」という心理を持ち合わせています。そのため、人間関係でも表面的な関係になりがちです。
ハラスメントや雰囲気の悪さが横行しているところは、この心理がより深くなって、自己否定・他者否定のコミュニケーションが表面化しているのですが、人間関係が良くても「不快を避ける」関係であると、パワーロス・タイムロス・マネーロスを招いてしまっていることもあるのです。

「不快を避ける」という心理は、マイナスの動機からはじまる失敗回避の心理なので、結局は、マイナスの結果をもたらします。

では、失敗回避欲求とはどういうものでしょうか?大きく二つあります。
自分を無理やり強制的に納得させるために自分を説得する
相手を無理やり強制的に説得させるために相手を説得する。

仕方ないなあ~ グズグズする まあいいか。妥協、あきらめ もういいや やってるふり しているふり あ~あ やっぱり
やらされる 義務的 ストレスがたまる・・・・・等の気持ちを心のどこかに内包させている場合、表面的には人間関係がよさそうでも、経営的には、とんでもないロスが生じているのです。

ですが、実際には、それが職場の人間関係にも蔓延っています。そして、マイナスに作用する人間関係が生じてしまうのです。

弊社において、ご提唱し、かつ効果を挙げているコミュニケーションの基本があります。

①知って
②分かって(理解する)
③認めて(相手の価値観を受け入れる)
④褒める。

褒められると、承認欲求が高まって、従業員の成長スピードが増します。
ですが、キチンと、相手のことを知ろうとして⇒理解しようとして⇒相手の価値観を受け入れて⇒褒めるというプロセスを経ないと、この褒めるには効果がありません。なので、この4段階を経ることが、職場におけるコミュニケーションの基本となってくるのです。