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事例紹介

「ゴンチャロフ」パワハラ 過労自死 20歳男性に労災認定 西宮労基署

2018年7月5日

2018年7月5日 神戸新聞の記事です。

https://kobe-np.co.jp/news/sougou/201807/0011417145.shtml

【引用はじめ】
洋菓子メーカー「ゴンチャロフ製菓」(神戸市灘区)の工場に勤務していた前田颯人さん=当時(20)=が2016年に自殺したのは、長時間労働と上司によるパワーハラスメントが原因として、西宮労働基準監督署は労災認定した。決定は6月22日付。母親の和美さん(44)=芦屋市=は5日に会見し「あなたが悪いんじゃないんだよ、と息子に伝えたい」と涙ながらに語った。

代理人の八木和也弁護士らによると、颯人さんは2014年4月に入社。東灘工場(神戸市東灘区)でチョコレートやゼリーの製造に携わっていた。

入社直後から、上司の1人にあいさつを無視されたり、暴言を吐かれたりするなどのパワハラを日常的に受けていたという。さらに、15年9月から超過勤務が重なり、同年12月ごろにうつ病を発症したとされる。

颯人さんは16年6月、同区のJR摂津本山駅で快速電車に飛び込み亡くなった。和美さんは17年9月に「長時間労働とパワハラでうつを発症していた」として、西宮労働基準監督署に労災補償を申請した。

西宮労基署は「強い叱責があるなど上司とのトラブルがあった」「1カ月60~80時間の賃金不払い残業があった」などとして、労災補償の支給を決めた。

和美さんは会見で「息子はじわじわと追い詰められて自死に至った。企業には再発防止を徹底してほしい」と語った。颯人さんの死後、ゴンチャロフ製菓からは「パワハラも残業もなかった」と説明を受けたといい、「真実を明らかにし、謝罪してほしい」とした。今後、慰謝料などを求めて提訴する方針。

同社は「労災認定はどういった事実を認定されたのか承知していないのでコメントは難しい。指摘されたような過重労働やパワーハラスメントがあったという認識はない」としている。

(末永陽子)
【引用おわり】