パワハラ防止を通して職場環境の改善を創造する職場環境改善工房

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事例紹介

メンタルヘルスのための研修と職場環境づくりの取り組み方

2018年4月8日

メンタルヘルス対策に対応する職場環境づくりに取り組むために、
試行錯誤されている企業様は多いかと思います。

職場環境改善工房では、メンタルヘルスに対する企業のサポートも行っています。
研修もやっています。

特に、中小企業においては、コンサルティングも含め、経営状況が改善していく実績もございます。

以下、メンタルヘルスに関する基本的な考え方をお伝えします。

木

 

基本的なメンタルヘルス対策

 

メンタルヘルスの職場環境改善対策の基本的なものは以下のものがあります。

1(作業の日程作成に参加する手順を定める)・・・作業分担や日程についての計画作成に, 作業者と管理監督者が参加する機会を設け る.

2(少人数単位の裁量範囲を増やす) ・・・具体的なすすめ方や作業順序について, 少人数単位または作業担当者ごとに決定で きる範囲を増やしたり,再調整する.

3(個人あたりの過大な作業量があれば見直す) ・・・特定のチーム,または特定の個人あたり の作業量が過大になる場合があるかどうか を点検して,必要な改善を行なう.

4(各自の分担作業を達成感あるものにする) ・・・分担範囲の拡大や多能化などにより,単 調な作業ではなく,個人の技量を生かした達 成感が得られる作業にする.

5(必要な情報が全員に正しく伝わるようにする) ・・・朝の短時間ミーティングなどの情報交換 の場を設け,作業目標や手順が各人に伝わり, チーム作業が円滑に行なえるように,必要な 情報が職場の全員に正しく伝わり,共有でき るようにする.

6(労働時間の目標値を定め,残業の恒常化を なくす) ・・・1日,1週,1ヶ月単位ごとの労働時間 に目標値を設け,ノー残業デーなどを運用す ることで,長時間労働が当たり前である状態 を避ける.

7(繁忙期やピーク時の作業方法を改善する) ・・・繁忙期やピーク時などの特定時期に個人 やチームに作業が集中せず,作業の負荷や配 分を公平に扱えるように,人員の見直しや業 務量の調整を行なう.

8(休日・休暇が十分取れるようにする) ・・・定めた休日日数がきちんと取れ,年次有 給休暇やリフレッシュ休暇などが計画的に, また必要に応じて取れるようにする.

9(勤務時間制,交代制を改善する)・・・勤務時間制を見直し,十分な休養時間が 確保でき,深夜・早朝勤務や不規則勤務によ る過重負担を避けるようにする.

10(個人の生活条件にあわせて勤務調整ができ るようにする) ・・・個人の生活条件やニーズに応じて,チ ーム編成や勤務条件などが柔軟に調整できる ようにする(例:教育研修,学校,介護,育児).

11(物品と資材の取り扱い方法を改善する) ・・・物品と資材,書類などの保管・運搬方 法を工夫して負担を軽減する. (例:とりだしやすい保管場所,台車の利用, 不要物の除去や整理整頓など)

12(個人ごとの作業場所を仕事しやすくする) ・・・各自の作業場のレイアウト,姿勢,操 作方法を改善して,仕事しやすくする. (例:作業台の配置,肘の高さでの作業,パ ソコン操作方法の改善など)

13(作業の指示や表示内容をわかりやすくする) ・・・作業のための指示内容や情報が作業中 にいつでも容易に入手し確認できるように する.(例:見やすい指示書,表示・ラベル の色分け,標識の活用など)

14(反復・過密・単調作業を改善する) ・・・心身に大きな負担となる反復作業や過 密作業,単調作業がないかを点検して,適正 な負担となるよう改善する.

15(作業ミス防止策を多面に講じる)・・・ 作業者が安心して作業ができるように, 作業ミスや事故を防ぎ,もし起こしても重大 な結果に至らないように対策を講じる. (例:作業手順の標準化,マニュアルの作成, チェック方法の見直し,安全装置,警報など)

16(温熱環境や視環境,音環境を快適化する)・・・冷暖房設備などの空調環境,照明など の視環境を整え,うるさい音環境などを, 個々の作業者にとって快適なものにする.

17(有害環境源を隔離する) ・・・健康を障害するおそれのある,粉じん, 化学物質など,人体への有害環境源を隔離す るか,適切な防護対策を講じる.

18(職場の受動喫煙を防止する) ・・・職場における受動喫煙による健康障 害やストレスを防止するため,話し合いに基 づいて職場の受動喫煙防止対策をすすめる.

19(衛生設備と休養設備を改善する)・・・快適で衛生的なトイレ,更衣室を確保 し,ゆっくりとくつろげる休憩場所,飲料設 備,食事場所や福利厚生施設を備える.

20(緊急時対応の手順を改善する) ・・・災害発生時や火災などの緊急時に適切 に対応できるように,設備の改善,通路の確 保,全員による対応策と分担手順をあらかじ め定め,必要な訓練を行なうなど,日頃から 準備を整えておく.

21(上司に相談しやすい環境を整備する) ・・・従業員が必要なときに上司や責任者に 問題点を報告し,また相談しやすいように普 段から職場環境を整えておくようにする (例:上司に相談する機会を確保する,サブ リーダーの設置,相談しやすいよう職場レイ アウトを工夫するなど) .

22(同僚で相談でき,コミュニケーションがとりや すい環境を整備する) ・・・同僚間でさまざまな問題点を報告しあ い,また相談しあえるようにする(例:作業 グループ単位で定期的な会合を持つ,日報や メーリングリストを活用するなど)

23(チームワークづくりを進める) ・・・グループとしてお互いを理解し支え合 い,相互に助け合う雰囲気が生まれるように, メンバーで懇親の場を設けたり,研修の機会 をもつなどの工夫をする.

24(仕事に対する適切な評価を受け取ることがで きるようにする)・・・作業者が自分の仕事の出来や能力につ いての評価を,実績に基づいて,納得できる 形で,タイミングよく受け取ることができる ようにする.

25(職場間の相互支援を推進する)・・・職場や作業グループの間で,それぞれ が作業しやすくなるように情報を共有した り,連絡調整をおこなったりするなど,相互 支援を推進する.

26(個人の健康や職場内の問題について相談で きる窓口を設置する) ・・・心の健康や悩み,ストレス,あるいは 職場内の人間関係などについて,気がねなく 相談できる窓口または体制を確保する(例: 社内のメンタルヘルス相談窓口の設置).

27(セルフケアについて学ぶ機会を設ける) ・・・セルフケア(自己健康管理)に役立つ 情報を提供し,研修を実施する(例:ストレ スへの気づき,保健指導,ストレスへの上手 な対処法など).

28(職場の将来計画や見通しについて,いつも周 知されているようにする)・・・組織や作業編成の変更など職場の将来 計画や見通しについて,普段から周知されて いるようにする.

29(昇進・昇格,資格取得の機会を明確にし,チャ ンスを公平に確保する) ・・・昇進・昇格のモデル例や,キャリア開 発のための資格取得機会の有無や時期が明 確にされ,また従業員に公平にチャンスが与 えられることが従業員に伝えられているよ うにする.

30(緊急の心のケア体制をつくる) ・・・突発的な事故が生じた時に,救急処置 や緊急の心のケアが受けられるように,あら かじめ職場内の責任者や産業保健スタッフ, あるいは社外の専門家との連絡体制や手順 を整えておく.

これらの全てを実施しなければならないとなると、大変ですし、実現不可能です。
ですが、中小企業の場合、一部の対策が実施され、好影響が表れてくると、自ずと他の対策もできてしまう!という好循環が表れやすいです。

 

メンタルヘルス対策の根本に「人を生かす経営」があって効果が表れる

経営の土台に「人を生かす」という根が無ければ、結局のところ、対策に効果はあらわれません。
・従業員と管理職と経営者が同じ目線に立ち、
・「人を生かし」「人を育て」
・従業員一人一人の人生ビジョンを描ける会社づくり

をしなければ、ただの自己満足対策になってしまいます。
ですから、職場環境改善工房のメンタルヘルス研修では、上記の考え方を根本において、進めていきます。

働く人の心と体が生き生きとする環境を作っていくということが、効果のあるメンタルヘルス対策に繋がっていきます。