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事例紹介

<酒田消防士自殺>第三者委がパワハラ認める

2017年4月6日

河北新報2017年3月29日の記事です。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170329_53017.html

【引用はじめ】
山形県酒田地区広域行政組合消防本部の男性消防士=当時(20)=が2014年に自殺した問題で、組合管理者の丸山至酒田市長は28日、第三者委員会の調査報告書を受けて自殺の原因を初めてパワハラと認め、遺族に謝罪した。職員計15人を処分し、うち7人を停職や減給などの懲戒処分とした。
記者会見した丸山市長は「職員のパワハラが確認された」と陳謝。同席した土井寿信消防長も「厳しい訓練とパワハラとの区別がつかなかった」と謝罪した。
報告書によると、救助訓練の指導役だった40代係長級の男性職員は、自殺した男性の頭をヘルメットの上からたたいたり、胸ぐらをつかむなどした。後輩の前で「お前は必要ない」などと度々叱責(しっせき)したことが、精神的に大きなダメージを与えたと判断した。
訓練チームのキャプテンだった30代主事級の男性職員も、「何もしないんだったら帰っていいぞ」といった言葉を浴びせた。第三者委はこれらの一連の行為を踏まえ、「指導の範囲を超えていた」と指弾した。
調査では、係長級の職員が他の職員にもパワハラをしていたことが判明。組合は係長級の職員を停職1年、主事級の職員を減給3カ月(10分の1)にした。土井消防長を含む幹部3人を減給1カ月(10分の1)、指導役の30代主任級の職員と組合事務局長を戒告の懲戒処分にしたほか、幹部や職員8人を訓告とした。
組合は新年度から、再発防止策として訓練で係長級以上の職員の立ち会いやビデオ撮影を義務化するほか、弁護士らによる外部の相談窓口を設置する。
記者会見に先立ち、丸山市長は酒田市内の遺族宅を訪ねて直接謝った。亡くなった男性の母親(51)は「調査に協力した職員の方々に感謝したい」と語る一方、「報告書は、上司が指導方法を改めるよう意見していれば自殺に至らなかった可能性を指摘している。もう少し早く気付けなかったのだろうか」と悔やんだ。
【引用終わり】