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事例紹介

自殺はパワハラなどが原因 トヨタ自動車社員の妻が国を提訴

2015年7月13日

2015年7月10日中日新聞の記事です。

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015071090201518.html?ref=rank

 

【引用はじめ】

トヨタ自動車社員だった男性=当時(40)、愛知県豊田市=が在職中に自殺したのは、過重労働やパワハラによるうつ病が原因だったとして、男性の妻(44)が10日、国を相手に、労災を認めず遺族補償年金などの不支給を決定した豊田労働基準監督署の処分取り消しを求める訴訟を、名古屋地裁に起こした。

訴状によると、男性は乗用車の駆動系統の製品を生産するための準備業務に主任として従事。2009年秋ごろから「仕事が気になって眠れない」と訴えたり食欲が低下したりし、12月にうつ病の診断を受けた。10年1月、「出勤する」と出掛けたまま連絡が途絶え、2日後に遺体と遺書が見つかった。

男性がうつ病を発症したのは、国際的な金融危機を背景とした業績の低下で「トヨタショック」と呼ばれていた時期。収益改善のため、男性の部署では人員が大幅に削減され、残業も禁止されたという。

原告の代理人弁護士は「男性に仕事が集中していたが、残業禁止で効率が上がらず負担が膨らむ形になった」と主張。また、上司から大声で怒鳴られるなどのパワハラを受け、心労が重なったという。

遺族は11年6月に豊田労基署に労災申請したが認められなかった。処分を不服として愛知労働者災害補償保険審査官や国の労働保険審査会に審査請求したが、いずれも棄却されたため、提訴した。

名古屋市内で記者会見した妻は「夫がどんな仕事をしていたのか、会社から十分な説明はなかった。子どもに『お父さんは一生懸命働いていた』と胸を張って言えるためにも、裁判で本当のことを知りたい」と述べた。

豊田労基署を所管する愛知労働局労災補償課は「訴状が届いておらずコメントは控える」、トヨタ自動車は「訴訟の詳細を把握する立場にないので、コメントできない」としている。

【引用終わり】