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事例紹介

訴訟:「パワハラで自殺」と 横手市職員両親、実態解明求める /秋田

2015年6月18日

毎日新聞2015年6月17日の記事です。

http://mainichi.jp/area/akita/news/20150617ddlk05040225000c.html

 

【引用はじめ】

横手市からの派遣男性職員(当時46歳)が「パワーハラスメント(パワハラ)を受けた」との遺書を残して自殺したことで精神的苦痛を受けたとして、男性の両親は16日、県後期高齢者医療広域連合(連合長、穂積志秋田市長)に440万円の賠償を求める訴訟を秋田地裁に起こした。【松本紫帆、佐藤伸】

 ◇広域連合「コメントできない」

男性は昨年4月から広域連合に派遣され、6月に亡くなった。この際、「2カ月あまり上司のパワハラを受けて精神的に追い詰められた」との遺書を残した。だが、広域連合の第三者委員会(伊勢昌弘委員長)は「上司の行為はパワハラには当たらない」とする調査結果を今年3月末に報告した。

男性の両親は我が子の命日となるこの日、横手市内で記者会見に臨んだ。父親(75)は「調査はありがたいが結論には納得できない」と述べた。その上で「こうしたことが繰り返されないよう、パワハラがあったか(裁判所に)判断を委ねたい」とし、第三者委の調査にとらわれない実態解明を求める姿勢を強調した。代理人の京野垂日(たるひ)弁護士は「(第三者委の)報告書はパワハラではと思う部分もある。結論に疑問を抱かざるを得ない」と指摘した。

広域連合は「訴状の内容を見ていないのでコメントできない」としている。

一方、横手市の高橋大市長は「コメントする立場にはない」と前置きし「調査結果は第三者委の結論で真摯(しんし)に受け止めている。ただ、親の立場とすれば、結論には納得できないのだと思う」と述べた。

広域連合はいったん「パワハラはなかった」と内部調査で結論づけた。だが、横手市議会などの要望で、弁護士ら4人の第三者委が設置された。報告書は上司の接し方について「自殺の主な原因になった可能性はある」としながらも、家族関係や新職場の精神的負担など複合的な原因があったと結論付けた。

【引用終わり】