パワハラ防止を通して職場環境の改善を創造する職場環境改善工房

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事例紹介

パワハラ相談事例特別編:ある会話の中から。ハラスメントされたことは、一生忘れない。~20年前の妊婦に対するマタニティーハラスメント~

2015年1月24日

この頃、愛知県の各地にある、地域FM、コミュニティーFMの番組に出演させていただき、職場環境改善工房としての、パワハラ防止の取り組みについて、お話させていただく機会が相次いでいます。

出演終了後、パーソナリティーさんが、私の話しの感想を話すこともあるのですが、その中で、興味深い話があったので、ご紹介します。

40代の女性パーソナリティーさんにお話いただいたことなのですが、

この女性は、20代の頃、妊娠しても職場で働き続けていました。そして、身重であることが外から見ても分かるようになった時に、当時の上司からこんなことを言われたそうです。

「こんな、腹のでかい女と一緒にいるのが、恥ずかしいわ!」

この時受けた衝撃はとても大きく、今でも、ふとした瞬間に思い出しては、体全身が怒りに溢れてしまうとのことでした。

ハラスメントを受けた側は、受けた傷が癒えず、いつまでも記憶の底にとどめています。そして、何かのきっかけで思い出してしまうのです。

当時は、まだハラスメントという言葉も浸透していませんから、言われた瞬間の衝動は、言葉にできないだけ、大きかったと思います。

今では、マタニティーハラスメントという言葉もありますから、「それ、マタハラですよ!」と返すこともできるのですが、20年前では、それもできなかったでしょう。

また「こんな、腹のでかい女と一緒にいるのが、恥ずかしいわ!」という言葉からは、当時の男性の妊婦さんに対する意識の一端がうかがえます。

今も、昔も、妊婦さんが働き続けづらい日本社会です。

ただ、命の誕生は、人間社会を維持していく為の根本です。

妊婦さんを傷つける事は、社会の根本を傷つけ、自分の生きる社会を否定することにも繋がります。

少子化・人口減少の時代です。

次の世代、命を育んでいる妊婦さんは社会の宝ではないでしょうか。

 


 

その他、実際のマタハラ事例について、お知りになられたい方は、以下をクリックください。

 

とある相談事例:マタハラはこうして起こるという事例

 

 

 

以下は、マタハラについての朝日新聞の連載です。参照されたい方は、以下をそれぞれクリックしてください。

 【こんにちは!あかちゃん 第23部】 これってマタハラ?<1>「妊娠諦めろ」と言われ

 

【こんにちは!あかちゃん 第23部】これってマタハラ?<2>夜勤、時間外 妊婦でも

 

【こんにちは!あかちゃん 第23部】これってマタハラ?<3>再就職のハードル高く

 

【こんにちは!あかちゃん 第23部】これってマタハラ?<4>問われる経営者の意識