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事例紹介

アベノミクスでリストラが増えるわけ(というタイトルの記事の案内です。)

2014年3月11日

興味深い記事なので、ここにも引用します。

日刊SPAの記事です。

http://nikkan-spa.jp/430536

(引用はじめ)

「リストラに関わっている立場からの実感なのですが、正社員というのはすでに特権階級ではなく、単なる契約社員の一形態でしかありません」と語るのは、長年、多数の企業のリストラの陣頭指揮を執ってきた経営コンサルタントの中沢光昭氏。
「確かに契約形態のなかでは一番守られていますが、会社側がその気になったらいつでもクビを切れるという意味では、まったく一緒。むしろ高コストな分、率先して切られることもあります」
こうした正社員の地位低下は以前からの傾向だが、最近のアベノミクスによる景気の回復基調がさらにそれを後押しする。
「実はリストラには、金がかかります。仮に1人1000万円の割増退職金を払って100人リストラしたら、それだけで10億円の現金が必要。アベノミクスによって財布に余裕のできた企業は、今がチャンスとばかりに不要社員を次々に整理していくはずです」
そうしてリストラが一般化してくにつれ、クビの切られ方もどんどん非情になってきた。
「昔は会社側にとってもリストラは苦渋の選択で、人事担当者は涙をのんでクビを宣告したものです。ところが今はあっさりとしたもの。中には、『100人クビ切ったよ、お手柄でしょ』と自慢のタネにする人事担当者もいるくらいです。解雇される側からしたら納得いきませんよ」
とはいえ、早期退職者としてスパッと切られる人は、割増退職金をもらえる分まだ幸せだ。そんな金のない企業は、社員が自主的に辞めるよう、徹底してイジメに走る実態があるという。
「常套手段としては、辞めさせたい社員を営業などパワハラが行われやすい部署に放り込むことが挙げられます。商品が売れたらラッキーですし、売れなかったら、それを理由に給与を大幅に下げます。仕事に馴染めず、周りにイジメられて辞めるなら万々歳と考えるのです」
さらに陰湿な手段で社員の心を折ろうとする企業も。
「以前に聞いた話では、広いフロアの中央、偉い人の真ん前に、辞めさせたい社員だけを集めた島を作り、一切仕事を与えないそうです。回りが忙しそうにしている中、何もせず1日中机に座っていないといけない。かなりキツイです。また某有名企業では、辞めて欲しい社員を降格し、それまでの部下を直属の上司に据えるのが常套手段で、中にはそれで心の病になった人もいたそうです。明らかにイジメですが、最近では仕事の評価の論理性と記録が残っていれば法的に訴えられても会社側は負けないという流れになっているので、企業はやりたい放題です」
こうした悪夢のような流れは、今後ますます進んでいくだろう。
「正社員の立場は、今後5年くらいかけてさらに厳しくなっていくでしょう。さらに先を考えても、状況が良くなる要素は何一つ見えません。退職金なんかもどんどん減るでしょうし、正社員のうまみは完全になくなりますよ」
5/7発売の週刊SPA!では「40代以下[正社員]を襲う悲劇」という特集 を組んでいる。リストラ自由化を筆頭に着々と進む「死のシナリオ」に対処する方法を指南。ぜひご一読頂きたい。 <取材・文/山本啓介 イラスト/市橋俊介>

(引用終わり)

辞めさせたいという意思、もしくはリストラ実施により、その影で徹底したいじめが行われることがあります。仕事を与えない、という手段もありますが、私が知っている事例では、仕事をさせながらも必要以外のコミュニケーションを拒みつつ、周りを固めて孤立させ、評価を最低に落とし、リストラ要因に仕立て上げるというやり方をしているところもあります。ただ、この場合は、会社というよりも、その上司の個人的な私怨が要因となっています。