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事例紹介

【標的にされる派遣女性】解雇恐れ相談できず セクハラ、マタニティーハラスメント・・・

2014年11月21日

2014年11月14日 共同通信の記事です。

http://www.47news.jp/47topics/e/259403.php

 

(引用はじめ)

会社に訴えても聞く耳を持たず、加害者の正社員を守る―。職場20+ 件でのセクハラやマタニティーハラスメントでは、立場の弱い非正規雇用の女性が“標的”になるケースが多い。「私たちはモノではない。1人の生身の人間として扱ってほしい」。被害に苦しんだ女性からは悲痛な声が上がる。

佐藤香(さとう・かおり)さん=東京都=は北海道の大手通信会社で派遣社員として働いていた約10年前、直属の上司から3年にわたり、セクハラを受けた。

「食事に行こう」「一緒に旅行に行きたい」と執拗(しつよう)に迫られ、会社の忘年会の席では机の下でこっそり体を触られた。はっきり嫌だと言えば、雇い止めに遭ってしまう。病気の母親と2人暮らし。生計を考えると、遠回しにかわすことしかできなかった。

次第に仕事を外され、不眠や摂食障害に悩まされるようになった。勇気を振り絞って派遣元や派遣先に相談しても「何もできない」「うまくやってくれ」と言うばかり。無意識に自殺20+ 件の準備をするまで追い込まれ、泣く泣く仕事を辞めた。

佐藤さんは2011年、個人でも参加できる労組「パープル・ユニオン」を結成。都内に拠点を置き、非正規で働く女性からのセクハラ相談に乗り、会社側との団体交渉や訴訟を支援している。

「性的暴行を受けた」と打ち明けられることも少なくない。被害を訴えても、会社は正社員である加害者を守り、被害女性を別の理由で解雇すれば「なかったこと」にできる。

「非正規社員はモノではない。男性にも会社にも、感情を持つ1人の人間として扱ってほしい」。佐藤さんは言葉に力を込めた。

(共同通信)

(引用おわり)