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事例紹介

パワハラ自殺 労災認定 「名ばかり専務」過労でうつ病

2014年9月9日

2014年9月8日 東京新聞の記事です。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014090602000242.html

 

(引用はじめ)

神奈川県大和市の物流業「アズマインターナショナル」(春日孝夫社長)の元専務で二〇一一年六月に自殺した男性=当時(54)=について、厚木労働基準監督署が、パワハラや過労によるうつ病が原因として労災認定したことが五日、分かった。遺族側代理人の川合きり恵弁護士が明らかにした。認定は八月二十八日付。

 春日社長は取材に「パワハラや長時間労働があったとは考えておらず、認定は非常に残念」としている。

 川合弁護士によると、男性は〇九年に専務になったが、実態は社長の指示に従って事務作業を行うなど「名ばかり専務」だったといい、一一年六月七日に自殺。会社駐車場に止めた車内で死亡しているのが見つかった。

 川合弁護士は同僚らへの聞き取りなどの結果として、「一一年五月に部下の不正経理問題があり、男性は社長からメールで『ばか』『アホ』とののしられた。亡くなる三日前には自殺を図ったことを社長に伝え、その際、包丁を突きつけられ『死ね』などと言われていた」と主張。これに対し春日社長は「『死ね』と包丁を突きつけたのではなく、『死ぬなら先に私を殺せ』と包丁を机に置いただけだ」と反論している。

 一方、男性の手帳からは、自殺前の半年間に月百時間を超える残業が三回あったことが判明。月二回ほどは会社駐車場の車の中で未明に仮眠を取る状況が続いていた。

 厚木労基署は、一一年五月下旬にうつ病を発症したと認定。川合弁護士は「専務の肩書があっても、社長の指揮で事務作業する労働者と認められた」としている。昨年四月に労災申請した妻は弁護士を通じ「上司のパワハラによって亡くなる方が二度と出ないよう広く訴えかけたい」とのコメントを出した。

(引用おわり)

 

もし、本当に包丁を目の前に出すような行為があったのであれば、それこそ異様であるという認識さえ失って、日頃からパワハラ行為が行われていたということも推察されます。

パワハラの加害は、それが「パワハラ」という認識が無くても、世間一般から見れば、異様で異常な行為であることを認識すれば、自ずから省みて収まるようになりますし、実際にそのような行為は。つまり、この社長は、この「異常」で「異様」な行為さえ、何の問題も無い、と思うほど、感覚が麻痺していたのでしょう。

こういう経営者に、「あなたは異常で、あなた自身の存在が会社にとって大きなリスクになってますよ」と気づかせるきっかけづくりも必要かと思います。

 

 

 

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