パワハラ防止は明るく楽しく。コミュニケーション向上図るためのイベントなんかもいいかもしれないですね。
2014年10月2日
パワハラ防止としての、コミュニケーションの円滑化は、実は多種多様でさまざまな方策をとることができます。そんなに経費をかけなくても、できることはあるのです。
たとえば、
・パワハラ防止の為の標語を作り、社内の数箇所に貼っておく
というのも一つのパワハラ対策でしょう。ただ、パワハラ防止というと、どうしても、「~~しません。」となってしまい、管理職の方や従業員の方を萎縮させがちです。
そこで、「~~しません。そのために~~します」という、積極的な行動指針を示す標語を掲げるのです。
「職場いじめをしません。そのために、一人一人、良いところを必ず見つけます。」
「暗い職場にはしません。そのために、感謝の言葉と、挨拶は、明るく元気にしていきます!」
もちろん、これは一例です。職場の事情に合わせて、さまざまな標語を掲げることができるでしょう。
また、
・メール、ほめ言葉コンテスト
なんてのを、社内イベントで実施するのもいいかもしれません。
いま、仕事のやり取りはメールが主流です。メールの言葉は、どこか殺伐としてて一方的です。メールの言葉に傷つけられることも多々あります。 メールの登場が人間のコミュニケーション能力を低下させたという指摘もあるぐらいです。
ですから、期間を限定して、メールでのやり取りにほめ言葉、感動させる言葉をできるだけ入れるようにして、社員の推薦した候補から、良い言葉を社員の間で選んで、表彰するのです。
これは、社員さんの時間をある程度とってしまいますが、楽しいイベントは積極性を生み出しますし、それがコミュニケーションの円滑化を促進させる可能性があります。
いま、挙げたのはほんの一例です。ですが、コミュニケーションの円滑化は、モチベーションの向上にもつながります。
智慧と工夫で、パワハラ防止対策は、いくらでもできるのです。
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