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事例紹介

パワハラ助長の大和市前教育長 自身にも疑惑

2014年9月30日

神奈川新聞2014年8月9日の記事です。

http://www.kanaloco.jp/article/75960/cms_id/95570

(引用はじめ)

部下の女性のパワーハラスメントを助長したなどとして、大和市教育委員会の滝沢正前教育長(65)が辞職した問題で、女性に現金を渡すよう指示されたとする2幹部職員の証言から、滝沢前教育長自身によるパワハラ疑惑が浮上。さらに市教委事務局の2トップが不在の異例の事態に陥ったことで、教育現場は混乱している。

 

市教委によると、スクールソーシャルワーカー(SSW)の女性=6日付で解職=は非常勤特別職で、残業代が支払われない。残業代を私的に支払おうと、滝沢前教育長は自身のポケットマネーで現金20万円を渡したほか、女性の当時の上司だった青少年相談室長と教育部長=ともに現在は退職=に10万円ずつ支払わせたとしている。

 

市教委の聞き取り調査に対し、元室長は女性のパワハラについて、「何度も教育長に進言したが取り合ってもらえなかった。女性に超過勤務をやめるように繰り返し指導したが、逆に暴言が返ってきた」と当時の状況を説明。自身が教員出身であることから、支払いの指示に対して「学校現場へ戻してもらえるのかという不安もあったので、(抗弁を)諦めてしまった」と告白。元部長も「教育長に言われ、やむを得ないと思った」と話しているという。元室長が女性から受け取った領収書を保管しており、2人が支払った事実の裏付けとなった。

 

市人財課は2人の現金支払いについて「教育長自身のパワハラといわれれば、そうかもしれない。ただ、2人とも上司として超過勤務の責任を感じていたのも事実で、一方的とは言えない」とした。

 

一方、今回の件では教育部長(60)もパワハラの調査を前教育長とともに止めたとして、戒告の上、総務部付きに異動。市教委事務局は2トップの不在で、現在は教育総務課長が最上位者となっている。市教委は来週、臨時の校長会を開催。小中学校の保護者向けには夏休み明けの26日に手紙を出し、経緯を説明する。市教委関係者は「子どもたちや保護者にどのように説明すればいいのか」と頭を抱えていた。