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事例紹介

大和市教育長が辞職パワハラ助長 調査妨害も

2014年9月28日

神奈川新聞2014年8月7日の記事です。

http://www.kanaloco.jp/article/75856/cms_id/95234

(引用はじめ)

部下の女性によるパワーハラスメントを助長し、さらに調査を妨害するなどしたとして懲戒処分が出たことを受け、大和市教育委員会の滝沢正教育長(65)が6日、辞職した。

 

市教委によると、処分は同日付で減給6カ月(10分の1)。同時に女性の直属の上司である青少年相談室長(54)を訓告。教育部長(60)を戒告の上、総務部付き担当部長に異動させた。

 

パワハラ行為を行ったとされる女性は児童、生徒のいじめ相談などに対応する非常勤特別職の40代のスクールソーシャルワーカーで、同日付で解職された。

 

市教委の調査によると、滝沢教育長は女性が2012年度以降、同僚らに対して、(1)大声を出す(2)無視する(3)資料を打ち付ける-など恒常的にパワハラ行為をしていることを把握しながら、同僚らに「女性の言うことを聞くように」などと指導していた。

 

13年8月には職員ら4人が被害を訴え、調査が始まったが、滝沢教育長は女性への聞き取り調査を止めた。今年6月に女性職員の内部告発で始まった再調査で、計14人が被害に遭い、このうち3人が退職したことが分かった。

 

また、女性に残業代名目で20万円、教材費として30万~40万円の現金を私的に贈与。13年3月ごろには、当時の教育部長と青少年相談室長=いずれも退職=に10万円ずつ計20万円を女性に支払わせたという。

 

聞き取り調査で、滝沢教育長は「女性の能力を高く評価していただけで、私的な関係はない。当時はパワハラとは思っていなかったが、いま思えばそうかもしれない」と釈明。女性はパワハラ行為を否定、解職も承服していないという。

 

滝沢教育長は小学校長などを経て、09年10月1日に就任。現在2期目で任期は15年9月30日までだった。市教委の青蔭文雄委員長は「子どものいじめ撲滅に取り組む立場の教委でこんなことが起こり情けないし、申し訳ない」と陳謝した。

 

滝沢教育長は6日午後、神奈川新聞社の取材に対し、「何も答えられない」と話した。

(引用おわり)