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事例紹介

派遣先でパワハラ「もう限界」 遺書残し横手市職員自殺

2014年10月13日

2014年7月26日 朝日新聞の記事です。

http://digital.asahi.com/articles/ASG7T55W8G7TUBUB00H.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG7T55W8G7TUBUB00H

 

(引用はじめ)

秋田県 後期高齢者医療広域連合 に派遣された横手市 職員の男性(当時46)が6月、「上司のパワハラ に追いつめられた」とする遺書を残して自殺していたことがわかった。横手市 は24日、広域連合 側に文書で調査を依頼し、連合側は事務局長と総務課長を除く全職員18人に聞き取りをして、9月末をメドに回答するとした。

遺族によると、男性は6月16日午後、自宅で首をつって死亡している状態で見つかった。遺書には、離婚して別れて暮らす子どもらに向けた言葉がつづられていたが、末尾には「2カ月余り、上司にパワーハラスメント を受け、精神的に追いつめられました。もう居場所もなく、ここに至りました。もう、限界なんです」とあった。

男性は今年4月、秋田市 にある広域連合 の総務課に2年の任期で派遣された。広域連合 の事務局長や総務課長によると、男性が亡くなる約1週間前から、総務課内で入札の書類に記入する数字の取り違えなど業務上のミスが頻発。課長補佐だった男性が部下のミスも含めて、総務課長にたびたび注意されたり、叱られたりしていたという。

男性は自殺しているのが見つかった3日前の金曜日に職場を休み、心療内科 を受診。「過度の心的負荷で就労は困難」などとする診断書を得たが、連合に提出することなく、週明けの月曜日に出勤しないまま亡くなった。

事務局長は「課長はミスに厳しかったが、叱るのは職務。パワハラ とは違うと思う」として、パワハラ 行為を否定した。7月中旬から体調を崩して欠勤している総務課長は「無理難題を要求したり、暴言を吐いたりしたことはない。もし自分の言動が原因なら、何がパワハラ と思われたのか知りたい」と疲れた様子で話した。

一方、男性の父親(74)は「仕事一筋で頑張ってきた息子が簡単に死ぬわけがない。原因究明をしなければ供養もできない」として、今月9日に横手市 に調査を依頼していた。

この問題は25日、市議を対象にした横手市 の臨時議会の議案説明会の中でも取り上げられた。市側は「遺族には逐一、市の対応を説明してきた。議会には(広域連合 の)調査結果が届いたら報告する」と述べた。また、男性の後任派遣について問われると、「調査結果が明らかになるまでは派遣しない」との方針を示した。(曽田幹東、山谷勉)

(引用おわり)