パワハラ防止を通して職場環境の改善を創造する職場環境改善工房

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事例紹介

コラム わが身とパワハラ

2014年9月23日

2014年7月15日 朝日新聞のコラムです。

http://www.asahi.com/area/aichi/articles/MTW20140715240320001.html

 

(引用はじめ)

4人いる当欄筆者の中で、私だけは基本的に内勤。仲間の原稿を受け取る役だから、外を出歩く機会も、披露できる取材のこぼれ話も少ない。ネタにする気満々で、同僚たちと柳橋市場のビアガーデンを予約すれば、その日に限って雨だし。そんな日々で心に残った最近の記事がある。

福島県警の警部(51)と警視(52)を自殺に追い込んだパワハラの詳細を、県警の調査結果から報じたもの。年下の上司に人前で執拗に非難され続け、死を選んだ警部。その死に号泣し、「最後まで寄り添うことができず申し訳ありませんでした」と書き残して後を追った警視。切なくて胸が詰まる。刃物がなくても人は殺せることを思い知る。

実はかつて大阪本社にいた時代、私もパワハラに遭った(と思っている)。今と同じ内勤で、威圧的に理不尽と思える要求ばかりされ、深夜に酔った大声の電話に起こされた。出社する足が重く、生きているのが面倒くさかった。周囲が励ましてくれたから生き延びたと思う。一方、中間管理職としての当時の私は、自分の何げない一言が相手に与えたかもしれない重みを自覚していただろうか……。

今、心がけるのはただ一つ「拒絶しないこと」。若い同僚のとっぴな提案を、心から面白がれる自分がうれしい。苦い経験も無駄ではなかった。おかげで我が職場はいつもにぎやか。あ、自慢です。(織井優佳編集長)

(引用終わり)